1.15.2014

薬草日記⑦ Elderberry シロップ作り

久しぶりの薬草日記です。
今回はみんなにもぜひ作ってもらいたいElderberry シロップ作り。
とても簡単に作れて、とてもおいしいおすすめの風邪薬です。
Elderberryについては前回のブログへ http://herbivore1984.blogspot.com/2013/03/elderberry.html
子供から大人、誰でも飲める万能薬。
とくにこのベリーは免疫機能を高める効果があります。
わたしは、身体の声を聞きながら、風邪をひきそうだなーと感じるときにこのシロップを飲みます。ほんとうによく利くのです。熱が出てしまったときでも、このシロップを飲んでよく寝るだけで、次の日にはケロッと治ってしまいました。
副作用のない風邪薬。ほんとうに心強い。

採れたてのフレッシュなベリーを使うこともできますが、収穫できるのは6-7月頃なので、今回はハーブのお店で手に入れたドライベリーを使用しました。
バークレーにある Lhasa Karnak Herb Companyで手に入りますよ。 

今回参考にさせてもらったレシピは、オレゴン州の有名なmountain rose herbsから。       ここもステキなオーガニックハーブがたくさん手に入ります。

作り方

Elderberry(フレッシュなら1カップ、ドライなら1/2カップ)、
水3カップ、
Raw Local Honey 1/2カップ(Maple Syrupなどでも代用可。)
あとはお好みでシナモン、クローブなどのスパイス、あと生姜も加えるとおいしい。

Dried Elderberryの写真

1.材料がそろったら、Honey以外をお鍋に入れて沸騰させます。
沸騰したら、弱火にしてコトコト30分ほど煮込みます。
スパイスが部屋中に充満して、とってもいい匂い。

2.煮込み終えたら、ベリーを潰していきます。心を込めて、感謝の気持ちも忘れずに。

3.潰し終えたらザルなどで濾していきます。

4.最後まで汁を出し切るようにぎゅーっと絞って。
絞りあえた残りかすは、もちろん家のミミズさんの餌。そして土に帰ります。

5.しばらく冷めるのを待ち、冷めたらHoneyを加えて混ぜ、瓶に詰めて、出来上がり。
保存法は冷蔵後に入れ、3ヶ月ほど持ちます。
たっぷり作れるので、毎日大匙一杯ほど身体に取り入れることができます。

忙しい毎日が続くと、ついつい自分の身体の声を聞くことを忘れてしまいます。風邪を引くと、身体がわたしにサインを出していることにやっと気づきます。頑張りすぎていたんだなーと自分の身体に目を向けていなかったことが。そんな身体が出してくれたサインを、一般に「風邪薬」と云われる化学薬品で抑えることに違和感を感じていました。日本に住んでいたときはみんな当たり前のようにその薬を飲んでいました。「休めない、働かなきゃいけない」というプレッシャーに圧されながら。そんな生活を離れてやっと気づいた、植物の力で癒すことができるということ。半信半疑で取り入れだしたハーブの力、今は心と身体全身でその素晴らしさを感じています。風邪をひくということは決して悪いことではないと、わたしは思います。そのときに頑張りすぎた身体に耳を傾けれるか、どう対処するかでとても良い経験になると思います。始めは騙されたと思って一度、植物の力を試してみることをおすすめしたいです。きっと、自分の身体と向き合う素晴らしいチャンスとなりますよ。

1.07.2014

はじまり、はじまり、2014年

年が明けました。おめでとうございます。

ベイエリアで迎えた年明け、わたしは大好きな人たちに囲まれていました。
2013年を含め、ここ数年のわたしのテーマは「根を張る」ことでした。
やっと「自分の居場所」というものが見つかったような気がします。
日本人のわたしがアメリカにいる意味、ベイエリアに住んでいる意味が少しずつ見えてきました。偶然のように、アルバニーをいう小さな町にたどり着いたことも、今はどうしてなのかわかるような気がします。
今年は、そんな自分の思いや考えをうまく言葉や文章にして伝えていきたい。

2014年馬の年、30歳になります。やったね。
わたしの一年は「クリエイティブな年」になりそうです。なりたいです。
去年後半から始まったランドスケープデザインのプログラムでは、人生で初めてたくさん絵を描きました。自分で絵を描くことに臆病になっていましたが、こんな楽しいものだったなんて29歳になって初めて気づきました。四六時中、デザインのアイディアが頭の中で飛び回り、描きたくて描きたくて仕方がありませんでした。
アメリカに移り住んでから、意識してませんでしたが、気づけば右脳をよくつかっています。
いつも頭で考えてから行動をとって生きてきた私にとって、最初は生きづらいこともありました。でも、左脳をつかって生きることって気持ちいい!自分を表現することって気持ちいい!
そんな気持ちがどんどん溢れているのです。
今年は、ランドスケープデザインの勉強、ガーデナーという仕事を活かした「ものづくり」、持続可能な生活の実践&アイディアのシェア、コミュニティーづくり、政治への積極的参加など、やりたいことが盛りだくさんです。

自分のペースでとてもゆるーくブログを書き出して、今年で3年目です。
フェイスブックでは深く伝えれないこと、自分らしく伝えれるツールとしてこれからも書き続けていきます。
どうぞよろしくお願いします。



12.27.2013

バーモントの森から贈り物

ハッピーホリデー!
クリスマスを旦那の家族と過ごすために、バーモント州にやって来ました。
飛行機で5時間かけてボストンまで飛び、そこからさらに車で5時間。
同じ国とは思えないほど遠い。でも久しぶりの雪にワクワクしているわたしたち。
マイナス15度の雪国で素敵な冬を過ごすことができました。


バーモントはとても美しいところです。
グリーンマウンテンという意味を持つバーモント州。名前の通り、美しい山に囲まれています。今の時期は雪に覆われてホワイトマウンテンですが。
空気がとてもキレイで、水がとてもおいしい。こんなおいしい空気や水に恵まれるのは、この山々に守られているからなんだなーと毎日山を眺めて過ごしました。
旦那の実家はとても田舎で、さらに丘の上にあるので、どこを360度見渡しても人工物(近所の家や道路や電線など)が見えません。こんな素晴らしい景色が家から見渡せるなんて夢のようでした。
          
わたしもいつかこんな美しい山に囲まれて生活したいと思っていますが、冬が約5ヶ月続くと聞いて、少しためらってしまいました。
将来はどうなるかわかりませんが、美しく寒い冬を思いっきり楽しめました。
         
外はとても寒いですが、家の中はとても温かい。寒さに耐えられるように雪国ならではの工夫がされていました。
8年前に建てられたこの新しい家の床中に熱いお湯が流れるパイプが走っています。そのおかげで床はポカポカ。そしてその熱で家中が暖められています。
そのお湯がどこで暖められているのかというと、家のすぐ横にある大きい暖炉です。薪を燃やして、その熱で流れている水を温めています。暖炉から家にパイプが繋がっていて、お湯が流れ、また暖炉に戻って暖められるという素晴らしいシステムです。
         
                  
森に囲まれているこの家では、自分たちの土地から木材を手に入れることができ、それを燃やして暖房に活かすという工夫は理にかなっています。
同じことを森のない都会でしようと思っても無理のある生活になってしまう。自分たちに与えられた環境でその土地に合わせた生活をすることはとても重要なことです。ほとんど四季を感じることのできないベイエリアに住むわたしは、その重要さを忘れがちになっていました。もう一度自分の住む土地でその土地に合った生活を見直したいと思います。

あさってにはボストン戻り、年末は日本から来る友達と共に自分の家でゆっくり過ごします。バーモントは私にとって第2の故郷です。またここにいつでも戻ってこれる。素晴らしい自然、そして家族が私たちをいつでも待っていてくれることに感謝です。

         

11.18.2013

都会で農業しよう!③ Gill Tract Farm Open Day

こんにちは。
しばらくブログを書けないままあっという間に一ヶ月が経ってしまいました。
遅くなりましたが、先月行われたGill Tract Farmのイベント報告をしたいと思います。
Gill Tract Farmを知りたい方は前回ブログへhttp://herbivore1984.blogspot.com/2013/09/blog-post.html

この日は私たちアーバンファーマーが待ちに待った特別な日。
この「都会で農業プロジェクト」を家族や友達、市民のみなさん、そしてバークレー大学のお偉いさんたちに発表する日です。
このイベントはただ楽しむだけではなく、これからのGill Tractと呼ばれる土地の存続(スーパーマーケットなどの大手企業にこの土地を奪われないように)が懸かっています。
できるだけ多くの人に、このGill Tractという土地がなぜわたしたち市民に必要であることを知ってもらいたい。
今まで私たちが育ててきた野菜、そしてコミュニティーの大切さをみんなに身体全体で感じてもらいたい。そんなみんなの思いが伝わる素晴らしいイベントとなりました。

写真とともにご紹介します。
まずは、バークレーUrban Farmerのジムさんがヤギを連れて登場です。
どんどん人が集まってきました。それぞれのチームが考えたワークショップやゲームをみんな楽しんでいます。
 子供たちもたくさん。音楽に合わせて、みんなでお絵かき、たのしいな。
 そらの青、やさいの緑、とてもうつくしい
 みんなに試食してもらうための野菜をティファニーが収穫中。
 200名以上の参加、ありがとうございます!

音楽はみんなをハッピーにする。
 大切に育てられたたべものはみんなをハッピーにする。
 こどもはとっても純粋でハッピーだ。
最後に、このプロジェクトを立ち上げてくれたバークレー大学教授Miguel Altieriにみんなでありがとう!彼がいなければこの素晴らしいコミュニティは作れなかった。
一年前にこの土地でOccupy The Farmという占拠が行われ、このGill Tractという土地が目覚めた。
世の中には矛盾していることがたくさんある。もうこんなに便利な世の中なのに、まだ足りないものがあるらしい。また新しいスーパーマーケットやビルを建てなければいけないらしい。
アメリカの中ではグリーンな町というベイエリアでもそんなことが毎日起こっている。
ほんとうに必要としている人から土地が奪われ、空気も土も汚され、汚いお金だけが生まれる。一部の人の損得で動くこの社会はとても生きにくい。自分はなんて無力なんだろうって、考えるだけで疲れるからもうやめよう、なんて思わされる。
わたしたちはただ、自分たちで安全な食べ物を手に入れたいだけなのに、なぜ車や船や飛行機を使って手に入れた農薬たっぷりの食べ物を売るスーパーマーケットをこの土地に作らなければならないのか、さっぱりわからない。
そんな思いを声に出すかのように始まったこの「都会で農業」プロジェクト。
アルバニー市民やOccupy The Farmメンバーを中心とした私たち40人のアーバンファーマーたちが尊敬するMiguelと共に立ち上げたこのファームにはなんと200人以上が集まってくれた。わたしたちの声、とても大きく、たくさんの人に強く響かせることができた。
こうやって集まってくれた子供たちの笑顔を見ていると、わたしたちはこの子達に残していかなきゃいけない未来がある、ということを感じさせてくれる。
今だけがいい世界ではなく、これから生まれてくる子供たちのためにも、誇れるような社会をつくっていきたい。このファームは私にそんな大きな夢を持たせてくれた。




10.09.2013

都会で農業しよう!② ファームオープンイベント

都会で農業しよう、Gill Tract Farm Projectが始まり、早2ヶ月。
野菜もたくさん育ち、収穫が楽しみな季節となりました。
プロジェクトの始まりについてはhttp://herbivore1984.blogspot.com/2013/09/blog-post.htmlへ。

そして、10月13日(日)は、いよいよ待ちに待ったGill Tract Farmのオープンイベントが開催されます!家族や友達、みーんなを誘ってぜひGill Tract Farmに遊びに来てください。
音楽、アート、ワークショップ、ゲーム、おいしいランチなどなど楽しいことが盛りだくさんです。

そして、わたしたちGill Tract Farmメンバーであるダニエルが素敵なビデオを作ってくれました。
写真も素敵だけど、動画だともっと伝わる♪そーんな素敵なビデオです。わたしも始めと半ばに登場します♪よければどうぞ。

写真は、先月行われたプレイベントの様子です。

手作りかかし、レゲエ帽をかぶったファンキーなやつ。
野菜すくすく育っています。種類も豊富できれいだな。  
         
みんなでかかし作り。わーい。

もちろんペイントも♪
お待ちしてます♪




9.23.2013

ニワトリに恋をして

わたしがニワトリがだいすきです。
好きな動物ランキングで第一位をネコと争うくらいだいすきです。
でも実は、こんなにもニワトリに恋をしてしまったのは、パーマカルチャーを学び始めてから。

「パーマカルチャー」では、持続可能な農業を基本とし、循環型社会を目指しています。地球に負担をかけない、人にもやさしいSustainableな生き方をみんなでやっていこう、というものです。
このパーマカルチャーでは、ものごとの多機能性に注目します。
あるものに対して一つの見方をするだけではなく、できるだけ多くの面からものごとを見ます。

たとえば、このかわいいニワトリたち。
ニワトリと言えば、たくさんの人がニワトリはおいしい卵を産む動物として見るかもしれません。
しかし、パーマカルチャーでは、このニワトリをいろんな面から見て、活用するのです。
ニワトリの糞はとても良い肥料になる、ニワトリが土をひっかき糞をすることで土壌改良する、雑草を食べてくれる、家庭から出る生ごみを処理してくれる、かたつむりを食べてくれる、さらにこのニワトリの体温を利用しての温室&床暖房作りができる、などニワトリにはたくさんの機能があります。もちろん卵だけではなく、肉や羽なども提供してくれます。

こんな素晴らしい動物がいたなんて。パーマカルチャーを勉強してすぐにニワトリがだいすになりました。そしてそのころからずっと、ニワトリを自分の庭で飼いたい思っていました。
ベイエリアでは都会の庭でニワトリを飼っている人がたくさんいます。雄鶏は飼ってはいけないという法律がありますが、雌鳥ならばOKというのです。最近ではヤギもOKらしいです。

しかし、私の場合、そう簡単にニワトリを飼うことはできません。私の家は賃貸なので、大家さんと交渉しなければいけない、近所迷惑にならないように手配しなければいけない、さらには長期の旅行ができない、などまだまだ解決しなければいけない問題が多いです。

そんなとき、トランジションアルバニーで出会ったアレキサからニワトリを飼い始めたと、聞きました。そしてそのニワトリを何人かと一緒に共同で飼っているというのです。ニワトリはアレキサの庭にいるけれど、飼い主は数人いて、みんなで助け合って世話をしていくのです。
旅行好きなみんなにはとても良い条件だし、みんなでお金を出し合うので経済的にも助かります。さらに、ニワトリをみんなで世話することによって、コミュニティーの繋がりも生まれます。
こんな素敵なシェアの仕方があったんだ、と感激しました。

そんなアレキサに誘われた私は、このニワトリの共同オーナーになることを今、前向きに考えています。これからみんなでいろいろ相談して決めていくのですが、ぜひ一緒にニワトリを飼うことができればいいな、と心から思っています。

ガーデンシェア、道具シェア、カーシェアなどいろんな「シェア」なカタチがあるけれど、ニワトリのシェアは初めて。また新しい繋がりが広がっていくと思うと今からわくわくします。
だいすきなニワトリに会えるかと思うと今もドキドキ、わくわく、しているのです。

いつかはヤギもシェアできる日が近いかもしれません。

9.16.2013

発電ガール日記④ 自家発電プロジェクト1

こんにちは。
今日も、アルバニーはいい天気。
洗濯物がよく乾きます。

さて、発電ガールの初めてのプロジェクトをご紹介したいと思います。
電気のこと、機械のこと、まったくわからない私。でも学びたい!って気持ちはいっぱいあります。ただ、どこから始めていいかわからない。。。というのが現実です。
日本では、藤野電力さんや私の地元の関西でもあらゆるとことで自家発電が簡単に始めれるワークショップが開催されています。

しかし、私の住むアメリカでは、あまりそういったワークショップは少ないです。ソーラーパネルや風力発電はたくさんあるけれど、会社や工場など大型に電気を作っているところが多いんです。なので、学ぼうと思っても、本やインターネットで自分で一から学んだり、お金を払って自家発電を作ってもらうなどというチョイスになってしまいます。
もちろん私の住むベイエリアでは、自分の家にソーラーパネルをつけている人がたくさんいますが、それも業者に頼んですべてやってもらう、という人がほとんどです。
私の場合は、自分の電気をつくってみたい、電気をつくる仕組みを一から学んでみたい、という気持ちが強いので、そういうわけにはいきません。それに、今住んでいる家は賃貸なので、大家さんの許可なくソーラーパネルを設置することはできないのです。(一度相談したんですが、うちの大家さんはあまり興味がなさそうでした。)

そこで、いろいろ考えた結果、屋根につけるのではなく、お庭やアウトドアで電気をつくれるような持ち運びができるソーラーパネル発電機を作ろう!というプロジェクトが出来上がりました。

さらに、このプロジェクトの先生になってくれる人が決まりました。
うちの旦那のショーンさんです。
実はショーンは、ソーラーパネルの会社で働いているエンジニアです。そんな旦那さんとずっと一緒にいるのに、私は電気のことをまったくわかっていない、という恥ずかしい話ですが、そんな彼は私が電気に興味を持ってくれてちょっと嬉しそうでした。
私がこのプロジェクトの話を持ちかけたときもすぐに乗り気で、喜んで一緒にやってくれることになりました。そうこうして、我が家の自家発電プロジェクト第一弾が始まったのです。

これからどんなことが学べるのか楽しみです。
本やインターネットで知識を頭に詰め込むより、やっぱり自分でやってみるのが一番学べる。
私が体験したこと、学んだこと、このプロジェクトを通して少しずつ紹介したいと思います。
お楽しみに。