9.29.2011

自然から頂く色たち

少し前に始めたばかりですが、最近草木染めにはまっています。
ずーっと気になっていたのに、時間がないからなぁ、とか理由をつけてなかなか始めれなかったのですが、やっぱりやり始めるともう一日中そのことで頭がいっぱい。
草や花や木を見るたびに、どんな色が出るんやろうと考えるのがとても楽しいんです。
そんなきっかけをくれたのはBerkeley Eco House で開催されたワークショップでした。みんな初めての人たちが集まり、試行錯誤しながらやってみました。そのとき私たちが使った植物のほとんどが私たちのまわりですぐ手に入るものでした(玉ねぎの皮、アボガドの種やフェネルや黒豆、モミジの葉、ターメリックなど)。




今までは、植物から、育てて食べる喜びや、ハーブやアロマなので癒されることを楽しんでいましたが、植物が持っている色の美しさを知ることは、私にとって新しい発見でした。食べることのできない植物の部分もこんな有効に使えるなんて!感動でした。

家に帰って早速まわりにある植物で色を頂きました。例えばレモンの葉と枝や西洋梅の葉や、ブラックベリーのとげとげした葉など、普段は使えない(剪定した後、コンポスト行き)部分が、ミミズのえさになる前にキレイな色を頂く。それはとても良い活用法のように思います。
全部の植物からキレイな色を頂けるとは限らないけど(色が薄いものもたくさんある)、それもまた季節ごとに違っておもしろいかもしれません。花が咲く前と後では同じ植物でも色が違うそうです。
明日もどんな色に出会えるか楽しみです。

9.28.2011

種ひとつの革命

久しぶりのブログです。
書こう書こう。。と思いつつもあっという間に夏が終わりに近づいてしまいました。
ブログをちゃんと更新している人たち、ほんとにすごいな~って思います。
続けるって大切なこと。
私はすぐに肩に力が入っちゃうので、もっと力をぬいて、ゆっくり自分の書きたいことを書いていきたいと思います。
しばらくは日本語だけになりそうです笑。

では、今日は私の庭からとれたかわいいレタスの種さんたちを紹介します。


この夏は彼らのおかげでおいしいサラダがいっぱい食べれて感謝していたのに、そしたらこーんなにたくさんの種も頂いちゃいました。「来年も楽しむんやで~。」と言っているみたいです。
種ってほんとに不思議。こんな小さいひとつの種が数か月でおいしいレタスに変わる。これは魔法みたいな話だと思う。私が今日庭で手に入れたレタスの種を、友達や近所のみなさんに分けたら、きっとみーんなが毎日獲れたてのおいしいサラダが食べれるだろうな。種が欲しい人はぜひ教えてくださいね。ぜひみんなとシェアしたいです。
レタスの他にもいんげんやらルッコラなどの種ももうすぐ収集できると思うので、お楽しみに。
みんなの庭でとれたいろんな種を集めて交換できる場を作れたらいいな、と思ってます。

ちなみに私の住むバークレーでは、Seed Libraryがあり、種を借りることができます。野菜の種を借りて、野菜の収穫後、その種を収集しそれを種の図書館に返すという仕組みです。本と違って、借りたそのものを返すのではなく、新しい世代の種を返すということです。すごい良いアイディアですよね。種を買わなくてもいろんな野菜が育てれるし、種はどんどん増えていくから、たくさんの人たちが借りることができる。こういう図書館がもっと世界中に増えたらいいな。
http://www.ecologycenter.org/basil/