10.09.2012

アメリカの森を歩く①バーモント州

私は森が好きです。
山登りもハイキングももちろん好きだけど、森の中に入って、深呼吸して、のんびり散歩するのが一番好き。
アメリカに移住して5年目に入りました。
お気に入りの森にたくさん出会えたので少しずつ写真と共に紹介していきます。

さて、ここはバーモント州北部にあるモントゴメリーという小さな街の山の中。
アメリカといってもほとんどカナダに近い、山に囲まれた自然豊かな場所です。
ちなみにバーモント(Vermont)とはフランス語でgreen mountainという意味らしいです。その名の通り、たくさんの美しい緑に囲まれた素晴らしい州でした。

この写真は、旦那の実家の裏山をハイキングしたときのものです。
こんな大自然と共に育ってきたなんてすごくうらやましい。
ただ、熊がたくさんいるのでなるべく一人では歩かないように、とのこと。たくさんの鳥、鹿、七面鳥、蛙などいろんな出会いもありました。

小川に沿ってのハイキング。この川の流れを聴くだけで癒されます。
そして、この川の水がとてもキレイ。
ハイキング中に飲むことができて、とてもおいしい水でした。

夏に雨がたくさん降るので、すべてが潤っていてとてもキレイ。
私の大好きな苔もたくさんありました。

途中で雨がたくさん降ってきたけれど、森の中ではほとんど雨にあたりませんでした。
大きな木たちに守られているんだなーと感じ、歩いていきます。

 
 
森を出るときに出会った蛙。
 
夏にバーモント州を訪れたのは今回が初めて。
冬の姿とは全く違い、とてもびっくりしました。
カリフォルニアでは見たことのない植物やきのこ達。
今回たくさん見つけたので、もっともっと知りたいと思いました。
アメリカってほんとうに広い!
私の知らない大自然とまだまだ出会えるのを楽しみにしています。

9.17.2012

Edible City Movie


私が住んでいるベイエリアでのムーブメント。サンフランシスコ、バークレー、オークランドを中心に食べれる街を作ります。都会に住んでいても、ガーデンがなくても、みんなが新鮮な食べ物を手に入れることができる環境をつくっていく。
オーガニック野菜はお金がある人だけが買えるものではなく、すべての人が手に入れることができるべきもの。水も空気も食べ物もみんなに平等に与えられるべきものだと思う。
 
ベイエリアには素敵なリーダー達がたくさんいる。この映画が教えてくれました。
アメリカに住んでいて嫌なこと、問題もたくさん見えてくるけれど、それがあるからこそこういったムーブメントが生まれる。いつでも、the Problem is the Solution!

9.08.2012

漬物パラダイス

ベイエリアの短い夏があっという間に終わろうとしています。
夏といっても、ほとんど涼しい秋のような気候なんですが、たまーに暑い日が続きます。ちゃんとキュウリも育ちますよー。
写真は家で獲れたキュウリ達です。
左がペルシアンキュウリ(日本のキュウリよりも小さいけど、食感と味がお気に入り)
右がレモンきゅうり
 
レモンキュウリは見た目がかわいくて、サラダなどに使うと、色合いがとても良いのでおすすめ。

 
ちょっと皮が硬めなので、ぬか漬けにするととーっても食べやすくておいしいです。
やっぱり夏といえばキュウリのぬか漬けが恋しくなります。今年に入ってやっとぬか床を作り、毎日おいしく食べています。
カリフォルニアにはライスファームがたくさんあるので、糠を簡単に手に入れることができました。
糠を煎り、塩水、唐辛子、昆布などなどブレンドして自分のオリジナルぬか床が出来上がりました。

 
 
ファーマーズマーケットで手に入ったかわいいラディッシュもぬか漬けにしちゃいます。
もちろん葉っぱの部分は塩もみして浅漬けに。こっちでは、あんまり葉っぱの部分を食べる人が少ないので、おいしい浅漬けの作り方に驚き、感動してくれます。嬉しいなー。

 
日本の伝統食ってやっぱり世界に誇れますね。
ますます日本人に生まれてよかった、と思う今日この頃です。

8.08.2012

アースラジオ

おすすめのアースラジオです。
日本から遠く離れた場所でもインターネットがあれば聴くことができます。
http://www.kaitouchearth.jp/radio/about/
日本の素敵なコミュニティーが紹介されていて、毎週楽しみに聞いています。

そのラジオの中で知った宮城愛さん。
とても美しい声の持ち主です。

7.23.2012

薬草日記④ Chamonile

今日の薬草は世界で最も有名なハーブ、カモミールです。
写真は私のフロントヤードに咲いているカモミール(左)です。


カモミール茶の他にも健康食品や化粧品などの一部にもよく使われているので、みなさん一度は試したことがある方が多いと思います。
カモミール茶はとても人気があり、誰でもカモミールと聞くとリラックス効果がるとすぐに結びつきます。近くのお店ではこんなお茶がたくさん売ってます。

カモミールは大きく分けると2種類あります。ひとつは、Germen or Hungarian chamomile (ボタニカルネームはMatricaria recutita) 、もうひとつはRoman or English chamomile (Chamaemelum nobile)です。ローマンカモミールは主に英国で好んで使用されます。私たちがよくみたり、使うカモミールはジャーマンカモミールのようです。私が育てているカモミールもジャーマンです。
この2種類のカモミールは同じような目的で使われますが、エッセンシャルオイル、化学構成に関しては全く違う要素を含むので、使用するときには注意が必要です。

(効用)
カモミールは紀元前からヨーロッパの人々に薬草として使われていたようです。すごく歴史の長い薬草ですよね。びっくりしてしまいました。
もっと驚くことに、多くの薬草は、昔の人々が考えていた効用と現在のハーバリストが考える効用と違いがあるんですが、このカモミールに関しては使用目的が今でもほぼ同じなのです。
主に「お腹の治療薬」として昔から役立っています。胃,十二指腸潰瘍や腸内ガス、消化不良、過敏性腸症候群などに効きます。また緊張時の心を鎮めて安心させる効果、睡眠促進(特に乳幼児に対して)があります。筋肉の緊張をほぐす働きもするため、入浴用のシーソルトとカモミールの組み合わせがよく使われます。
湿疹、肌の痛痒さを緩和することもできます。まさにカモミールは万能薬ですね。

(使い方)
一番簡単なカモミールの取り入れ方はカモミール茶です。お花が咲いた頃に収穫します。ただ、お花が可愛すぎて採るのをためらってしまうのですが、どんどん咲いてくるので大丈夫。そのままフレッシュなお花でも乾燥させてもどちらでもお茶を楽しめます。たくさん採れたのでドライカモミール茶も作りました。写真はミントと一緒に乾燥させています。ポットにカモミールを入れてお湯を注いで待つだけです。素敵な香りとおいしいお茶の出来上がりです。


(パーマカルチャー)
カモミールはハーブスパイラルガーデンに必須の薬草です。
コンパニオンプラントとしても大活躍します。ハナアブや蜂をガーデンに呼び込んでくれます。キャベツ、きゅうり、たまねぎの近くに植えることで、それらの野菜の味をもっとおいしくしてくれる働きもするらしいです。まだ試したことがないのでやってみます!
また、収穫後のカモミールを土に返すことで、土の中にカルシウム、カリウム、硫黄を蓄積してくれます。それに、何もしなくても勝手に種を自分で蒔いてくれるので毎年お花が咲いてくれますよ。

可愛くて、育てるのが簡単、それに万能薬なカモミール。庭がなくても鉢植えで簡単に育てることもできます。ぜひお試しください。

7.21.2012

薬草日記③ Seed Saving

薬草日記②に登場したBorageが種を残してくれました。
It's time to harvest Borage seeds!

ありがとう。
Thank you for sharing beautiful and yummy flowers &leaves with us.
Bees love you, too!

I'll see your next generations.
種がたくさん収穫できそうなのでベイエリアにお住まいのみなさんとぜひ種をシェアしたいです。
I'd love to share Borage seeds with all friends who live around Bay area. Let me know if you want:)

6.21.2012

薬草日記② Borage

今日のハーブはボラージ(Borage)です。
本名(ボタニカルネーム)はBorago officinalisさん。南ヨーロッパ、地中海辺りの出身です。
特徴は青い星型の花が下向きに垂れ下がって咲き、少し毛の生えた葉っぱ&茎です。


ボラージと出会ったのはサンフランシスコにあるパーマカルチャーガーデン。お花が可愛くて一目ぼれせしたが、先生がキュウリの味がするから食べてごらん、と言ってきたので食べてみるとほんとうにキュウリの味がする!毛が生えた葉っぱも若い葉であれば食べやすい。あんまり手間をかけずに育てられるので、今年はフロントヤードに植えました。




(効用)
大昔のハーバリストたちはボラージを、人々に勇気や度胸を与えるために使用していたようです。ヨーロッパで騎士たちが戦いに行く前にワイングラスにボラージの花を入れ、飲んでいたそうです。Take Borage for Courage! という言葉がありました。
現在では、そういった用途では使われていませんが今でも、軽いうつを緩和すると言われています。現在、ボラージは熱を取り除いたり、気管支感染、肝臓の異常、尿路感染への鎮静作用をすると言われています。また、ボラージ油はリューマチや肌、ホルモンバランスの異常に効果があります。そしてボラージエキスは肌や目などのかゆみに効くと言われています。

(使い方)
私はお花や若い葉っぱをそのまま食べることが多いのですが、サラダにしたり、ドリンクに入れたりもします。また、ボラージの花と葉をお湯に5分ほど浸すとボラージ茶のできあがりです。咳がひどい時や、ストレスがたまっているときなどにおすすめです。
私はまだ試したことはないですが、虫さされや肌のかゆみにはボラージの葉と茎を細かくしてその部分に塗ると痒みを和らげることができるそうです。

(パーマカルチャー)
ボラージはコンパニオンプラントとして使われます。蜂やその他の昆虫を引き寄せ、周囲の植物の受粉を助けます。キャベツの近くに植えれば、キャベツにつきやすい青虫を追い払います。
また、ボラージの枯れた茎や葉は、マルチとして活用します。カルシウムやカリウムを多く含むボラージは野菜や果物の成長を助けることができます。

簡単に育ち、かわいいお花が咲き、そして多様な働きを持つボラージ、育ててみませんか?ベイエリアであれば簡単に手に入ることができます。日本でも育てている人がたくさんいるみたいです。ぜひお試しください。





薬草日記① 始まり

久しぶりのブログです。
時間はたくさんあるはずなのに、こうやって自分で何かを書こうという余裕がなかったのかな。
人に伝えたいこと、自分に伝えたいこと、言葉だけでは伝えれないことがあるはず。
いろんな方に刺激を受け、また少しずつ書いていきます。

最近、日本のパーマカルチャーコミュニティーで「薬草」という言葉をよく聞きます。百姓魔女や薬草ガールなど、とてもかわいい名前を耳にしました。
日本で看護師として西洋医学ばかりをずっと勉強していた私にとって、薬草とは無縁でした。
けれど、カリフォルニアに移り住んで、医療費の高いこの国で、自分の身体は自分で守らなければいけないと気づかされました。そのときに出会った友達がすすめてくれたのが薬草療法でした。はじめは半信半疑で使ったハーブティンクチャーでしたが、ほんとうに効いてびっくりしました。それから約3年、私は新薬をほとんど飲んでいません。
医療費の高いアメリカでは、病院に行けない人がたくさんいます。特に私が住むベイエリア(サンフランシスコ、バークレー)では、新薬に頼らずに自然の力でなんとかしたいと強く願う人がたくさんいます。そのためハーブ専門店や統合医療専門の薬局まであります。薬局に行って自分で簡単にハーブやフラワーバッチなどといった自分に合った薬を選ぶことができます。
日本みたいに誰でも気軽に病院に行ける国ではないけれど、自分に合った治療を自分で選んでいきやすいという意味では私はよかったと思います。
西洋医学を否定するわけではありません。自分が学んできたことも誇りに思っています。けれど、私は大学&看護師時代、西洋医学に偏りすぎていたんだと思います。目の前のことでいっぱいで全体が見えていなかった。患者さんに対しても自分に対しても。それに気づくことができてよかった。今からでも少しずついろんな人に伝えていきたいです。新薬ばかりに頼りすぎるのではなく、まずは身近な草花から取り入れてみませんか。そういう気持ちも込めて、私が育ててきた&使ってきたハーブを紹介していきたいです。まだまだ薬草について知識不足な私ですが、薬草日記を通して自分も学び、そして人に伝えていきたいです。


4.07.2012

地球といのちにやさしい集い

先週、私のカラーセラピーの先生でもあるMasaeさんがサンフランシスコにやってきました。彼女は、ファイアーベリーダンサーであり、ヘアスタイリストであり、モデル、女優とNYを中心に世界を駆け巡っている素敵なアーティストです。
Msae Cathy Satouchi http://colorfulartist.com/
彼女は2年前からSFへ私たちに素敵なセミナーをシェアしに来てくれています。

今回の彼女のツアーの中で、私は「地球といのちにやさしい集い」と題したスペシャルワークショップを開催させてもらいました。
身体にやさしい食べ物を食べながら、みんなでとことん好きなことを語れる場所を作りたかったのです。「地球について」というと大きいテーマですが、自分たちの住んでいる環境、これからの社会について一人で考えるよりもみんなで語り合うことはとても大切なことのように思います。特にアメリカに住んでいる私たちにとって東北の被災地からの声は届きにくくなっているように感じます。今回は、Masaeさんが被災地へ訪れたこともあり、そのときの体験を私たちに話して頂きました。

ワークショップの始めは、Yumiさんによるやさしいおやつの紹介です。
大切に育てられた素材からその味を生かした、地球にも私たちにもやさしいおやつを作って頂きました。
Yumiさんの料理はローフードを中心にしたものです。火を使わなくても、食べ物のもつ力をうまく利用してこんな素敵なおやつができるんだーとみんな感心していました。もちろん火をつかったものもあります。でも、砂糖などを使わずに自然甘味料を使ったり、塩を控えて、スパイスなどをうまく使用した料理にも驚かされました。
Chia Seed Pedding

トマトのサルサ

オニオンクラッカー

ヒヨコマメのハモス(ターメリックが効いておいしかったー)

Guacamole(日本ではあまり見かけないけど、アボガドのディップソースです)

みんな大好きマフィン(あんこが中に入ってたかな?)

こうやってみんなでおいしいものを囲みながら食べるのが楽しいんです。食べ物に感謝して、その食べ物についてとことん語り合う。そういった食事を毎日したいなーと思います。

そして、おいしいおやつを食べつつ、Masaeさんによる東北でのボランティア体験の話をシェアして頂きました。なかなか被災地での生の声を聞く機会がない私たちにとって貴重な体験となりました。まだまだ私たちができることはある、そして私も今度日本に帰ったときには、自分の足で東北へ行こうと思いました。

最後に、少しだけですが、私もパーマカルチャーをキーワードにしたお話をさせて頂きました。
みんなパーマカルチャーに前から興味を持ってくれていて、今回話すことができてとても嬉しかったです。簡単な説明だけでしたが、パーマカルチャーがどのようなものか、みんな簡単にできる、心がけれる身近なものだというものがわかってもらえたのでよかったです。
次回は、私の家にみんなを招待して、実践パーマカルチャーを一緒に楽しく行いたいです。

4.06.2012

春の野菜

久しぶりのFarmer's Marketで素敵な春の野菜たちに出会いました。
紫のアスパラガス。初めて見たので衝動買い。今日のDinnerにします。

かわいいかわいい春キャベツ。これでSaurkrautいっぱい作るぞー。

パープルキャロットです。もちろん普通のにんじんもあるのですが、見た目がかわいくていつもこれを買っちゃいます。切ったときの断面がすごくオシャレなにんじんさん。

かじりつきたくなるようなカブさん。サラダでも漬物でもいいなー。

このケールは我が家のサラダの王様。

我が家のサラダクイーンのコラード。

Farmerのみなさん、いつもおいしい野菜を育ててくれてありがとう。
今年の夏に向けて、新しい庭でいっぱいグリーンを育てます。楽しみ楽しみ。

3.07.2012

Edible Backyard Project


久しぶりのブログです。年が明けてすぐ引越した私たちは、3月になりやっとのんびりと過ごす時間ができました。ベイエリアでは、冬なのにほとんど雨が降らず(こっちでは冬に雨がたくさん降ります。)、なんだか乾燥した日々を過ごしています。雨が待ち遠しいです。

でも天気がとても良いので、さっそく新しい家のプロジェクトを進めています。
前の家でも野菜を育てていたので、今回もすぐに野菜を育てれるように、庭に The Raised Bed(レイズベッド)を作りました。レイズベッドは、木の板で枠を作り、土を入れ、野菜を育てる位置を地面よりも高く作ります。畑の多い日本ではなかなか見ませんが、都会など限られたスペースではレイズベッドを利用することで簡単に野菜が育てれるのです。
もともとそこにある土が野菜を育てるのに完璧な土なら、レイズベッドをわざわざ作る必要はありません。でも、庭の土の状態が良くなかったり、私たちみたいに家を借りている(いつか元に戻さなければいけないなど)人たちや、学校の空いているスペースで畑を作るなどにはとても向いている方法です。
とにかく簡単なんです。木の枠に新しい栄養のある土を入れるので、すぐに野菜が育てられ、また水はけも良くなるので、野菜も育ちやすくなります。枠で区切ってあるため、管理がしやすくなります。また、レイズベッドの中にある土は温まりやすいので野菜が育つ期間が長くなるらしいとも聞きました。
写真は、木の枠を組み立てているところです。私たちはカリフォルニアのRedwood(セコイア)を使用しました。他にはCedarやCypressなどが強くて長持ちするのでおすすめです。



 組み立て終わったところです。

土を入れます。近所にあるAmerican Soil &Stone で、ローカルの材料を集めて、そこでブレンドされた2種類の土を混ぜました。いろんなブレンドがあります。



次の写真はClod Breakerと呼ばれる、木のくず、鶏の糞、もみ殻、グレープコンポスト、溶岩が混ぜられたものです。もうひとつは、Local Hero Vege Blend(名前が気に入りました♪)と呼ばれるSandy Loam、オーガニックコンポスト、モミの樹皮、鶏の糞、グレープコンポスト、もみ殻、ココア豆の殻が混ぜられています。

下から生えてくる雑草を防ぐため、土を入れる前にダンボールを敷きました。


できあがりです。あとは種を蒔く時期を待つのみです。何を育てるかを考えるのが一番楽しいんです。みなさんも庭やベランダに空いてるスペースが少しでもあれば、ぜひやってみて下さいね。