4.25.2011

Urban Roots

What is the nature?
Masanobu Fukuoka said nobody knew what the nature was.

But I've been seeing the connections between the nature and people.
It can be Horticultural Therapy, Permaculture, Herbalism, Gardening, Farming....., and can be everything!
People call them in different ways, but we know they are so powerful, helpful, and beautiful.
I thought I was learning new connactions to nature, but I realized they were alreay parts of my life.
I'd like to see what we have now and thank for them.

I seriously don't know what the real nature is, but I know that the nature is something makes me feel good.
I want to bring this great feeling to my family, my friends ,and others.


This picture is our garden we had in 2009. It wasn't perfect, but we hervested so many vegetables from this yard which used to be nothing. I live in the city, but many people already know how to grow their own foods. I learned so many things from my friends and teachers. I think this is the time to share what I know with many people. Please ask me if you are interested in growing your own foods. I still don't know many things, but I want to think about your gardens together.  I also love to learn your skills in your gardens!



Let's grow our Urban Roots and Share our Hervests in this summer!
This is the movie I really want to watch and share with you.
''Urban Roots'' will play on May 7 and 8 in Berkeley.
http://www.rialtocinemas.com/index.php?location=elmwood&film=2011_urban

I hope I can see many of you over there!

4.20.2011

20年後の日本

日本から遠く離れた土地に住んでいる私は、地震が起きてから1か月以上たつ日本に少し安心感を持ち出している気がします。周りにいる多くの人が日本のためのイベントを開催し、義援金も信じられないくらい集まっています。とても有難いことで多くの人が支えてくれているのがよくわかりました。それと同時に、自分の中でも何か緊張の糸が少しずつほどけてきた気がします。

だけど、安心してはいけないんだ、と思っている自分も心の中に強くいます。悲しみ、ショックから、回復への期待へ少しずつ自分の気持ちが動いています。これは今の私にはとても良いプロセスではありますが、あのとき強く感じた思いを忘れてしまうじゃないかという不安もあります。戦争や、阪神大震災のように。私は阪神大震災の被災者でありながらもここ10年間、そのことから遠ざかって生きていきました。子供のころの私にとって忘れてしまいたい経験だったからかもしれません。
しかし、今回の地震は原発事故を引き起こし、それによって私たちはこれから何十年、何百年も悩まされて生きていかなければいけません。
私の周りにいる多くの人が次々と、原発反対を訴えています。私もそのうちの一人と言っていいでしょう。

今日、youtubeより「汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~」をみました。ぜひみんなと一緒に共有したいと思いました。放射能は目に見えないものであり、人々が知らずに放射能汚染されながら生活しているという怖さ。20年以上たったチェルノブイリでは次々と事実が明らかになっています。20年以上たった今、多くの人の身体に癌や白血病などが見つかり、政府はそれを知らんぷりし、事故処理に関わった人々、チェルノブイリ周辺の住民たちはみんな犠牲者となりました。
http://www.youtube.com/watch?v=PHeq8TfSRBM

                      

今の日本では、今回の地震により、必死で真実を知ろうとしている人たち、もう大丈夫だと安心し始めている人たち2つに分かれ始めている気がします。日本から遠くにいる私が感じたことなのですが。

だけど、私はとても心配しています。できるだけ多くの人にこれからも真実を知ろうとして欲しい。まずは自分たちの身体を自ら守ろうとして欲しい。政府に任せるだけではなく、誰かに頼るだけではなく。だって誰が本当のことを伝えてくれるのか私たちにはわからないから。
そして子供や高齢者など、自分たちだけで守れない人たちを守ってあげて欲しい。特にこれからお母さんになる方たち。私の親友も9月にお母さんになる。もうすぐ生まれてくる命を私たちの日本に喜んで受け入れていきたい。今の世代だけではなく、次の世代のためにも私たちが真実を求め続けることが、きっとこれからの鍵になるんじゃないかと思います。

私たち人間が広島、長崎から学んだこと、チェルノブイリ事故から学んだことがあります。きっと今の私たちはそこから知れることがたくさんあるはずです。肩に力が入りすぎて緊張しながら毎日を生きていく必要はありません。私もできるだけたくさんの人に力を抜いていつものように生きてほしいのです。でも、いつでも真実を受け入れれるようにアンテナをはっていてほしいのです。20年後に後悔してしまう前に。





 


4.18.2011

パーマカルチャーの集い ~Berkeley Eco House①~

もうすぐEarth Dayですね。
サンフランシスコにもバークレーにも素敵なイベントがたくさんあってどちらに行くか迷っています。
でも、こうやってたくさんの人が集まり、話しあえる機会があるのは嬉しいことです。

今日は、バークレーにあるEco House ツアー、そしてIntroduction to Herbal Medicineに参加してきました。
前から気になっていたEco Houseですが、中に入ったのは今回が初めて。

私の一番のお気に入りは屋根の上にある'Living Roof'です。歩道のすぐ隣にあるので、歩く人みんなの目を引くとてもかわいい屋根です。もちろんこのかわいさも魅力ではありますが、屋根の上で植物を育てるには重要な効果があります。冬には茂った葉とその間の空気が冬の寒さを寄せ付けない働きをして、夏には屋根に少しずつ水と与えることで、そこからの蒸発作用が夏の暑さを防ぐことができます。見た目も良し、そして重要な働きもしてくれるなんて、これはぜひ私もやってみたい!と思いました。
この屋根を作って初めの一年は、野菜や食べれる植物を育ててみたらしいですが、夏に雨の降らない乾燥するこの地域では、水がなくても育つサボテンやアロエ、それにアイスプラントなどの多肉多汁植物が有効なようです。

写真では見えませんが、屋根の上にはソーラーパネルもついてます。

そして窓の外側に取りつけられた花の形に彫刻された柵は、すべてリサイクルの金属からできたもので地元のアーティストによって作られました。


そしてこの建物は藁と粘土によって作られたナチュラルビルディングです。写真下に映っている小窓は、Strawbale ''Truth'' Window と呼ばれ、人々に壁の内部が藁でできていることを実際に見てもらうための小窓なんだそうです。
このエコハウスは主にバークレー市内の学生やそして近所の人の学びの場という目的で建てられたため、人にわかりやすく伝えるための工夫がたくさんありました。

ナチュラルビルディングについては私もまだまだ勉強中なのですが、今回見ることができた藁と粘土でできた家、ストローベイルハウスについて少し調べてみました。
日本ストローベイルハウス協会というウェブサイトでは、わかりやすく説明されています。
http://www.japanstraw.com/index/main/01nanika/01nanika.html
このサイトで書かれているように、藁で家を立てるというアイディアは私にも「三匹の子豚」の話を思い出させてくれました。軽すぎて狼の息ですぐに吹き飛ばされちゃう、っていうイメージです。
今私たちが住んでいる家のほとんどは、コンクリート、鉄筋、煉瓦、木(ベイエリアは古い家が多い)などで、藁で作られた家は想像しがたいものです。やっぱり頑丈な家を建てるためは堅いものを使わなければいけない、という多くの人が思っていました。だからこんなに軽い藁を使うなんてきっと思いつかなかったのでしょう。


JSBHAのウェブサイトより参考に、ストローベイルハウスの定義を書かせて頂きます。

ストローベイルハウスとは、わらをぎゅっと圧縮して結んだブロックを積み重ねて壁を築いていく方法です。(たまに農家の近くを走っていると藁のブロックを見かけることがあります。)そのわら壁の表面に粘土などを塗って、火から耐えれるものに変え、さらに漆喰(シックイ)などの材料を塗ることで水にも耐えれるようになります。断熱効果バツグンで、それにすべてが自然素材からできていて、しかも藁を手に入れることは簡単である、というたくさんの利点がストローベイルハウスにはあります。
すごいですね~。アメリカでは究極のエコロジーハウスとも認められています。毎日何十時間も過ごす自分の家が、化学合成物質ではなく自然素材でできたものであれば、どんなに安心して過ごせるでしょうか。しかもセルフビルドが十分可能といわれ、力のあまりない私でもできることを知りました。実際にこのバークレーエコハウスは、ワークショップの参加者や地元の学生たちによって建てられたそうです。
日本で家を建てようとなると職人さんじゃなきゃ難しい、と思われがちですが、こうやって経験のない人でも、誰でもみんな一緒に楽しく学びながら建てれる家がもっとあればいいなと思います。子供もお母さんお父さんも、おばあちゃんもおじいちゃんも、みんなで一緒になって自分たちで家を建てていく。それがきっと本当の家になるんじゃないかと私は思います。私も近いうちにぜひ挑戦してみます。その時は私の家族、友達、その友達の友達、近所の皆さん、できるだけ多くの人と一緒に素敵な家を建てたいです。


写真上は、小屋の中から撮ったもの。壁が藁でできたものだということがよくわかります。

このエコハウスツアーについて、まだまだ書きたいことがあるので続きは「エコハウス②」にて書かせて頂きます。

Have a wonderful day!








4.03.2011

パーマカルチャーの集い ~ナチュラルクラフト①~

陶芸のクラスを受け出して、2か月が立ちました。
そして、やっと私の生まれて初めて作った器たちが手元にやってたのです。
正直なところ、想像してたものと全く違う色でした。
底に彫った自分の名前を見るまでは、全く気づきませんでした。
でも、どれもかわいい私の器たち。どこか歪んでたり、色がまだらなところがありますが、自分の手で一から作った器たちは、私に母性本能を与えてくれました。

今まで、家で使われているお皿といえば、IKEAやどこかのお店で買ったものばかり。きっと工場で大量生産されたものだろうな~と思いつつ、それが割れても、あまりみんな気にしない。
でも、こうやって自分の手で、粘土を選び、形を作り、色を選び、焼き、そして出来上がったものには命を感じます。忙しい毎日、大量生産されたものを安いからといい購入する。そしてその安いものが壊れたりしても気にしない。すべてのものに命があるという思いを忘れていたような気がします。
陶芸は、私にそんな思いを取り戻させてくれました。まだまだ新米の陶芸家ですが、楽しみ、そして新しい命を、器を、生み出していきたいです。


今回は陶芸の話ばかりしましたが、器だけではなく、食べ物、衣服、洗剤、家具などなど、一度見直すことはいい機会だと思います。
私の住むバークレー市では、地元の農家や、地元が生産するものを応援するプロジェクトがあり、街のいたるところで「Go! Local!」などの張り紙が見られます。
もちろん、地元のビジネスを応援することは、私たちの住む街の経済を良くする効果があります。それに自分たちの食べ物がどこから来たのか、誰に育てられたのか知ることができます。
私にとって、ファーーマーズマーケットで野菜やパンや蜂蜜などの生産者から直接買い、そしてその人たちと会話をすることが毎週末の楽しみになっています。
すべてのものに命が宿り、そしてそれをおいしく頂ける幸せをいつも感じています。

都会に住むと、お店で買い物をすることが多くなり、自分が買ったものがどこから来たのか、誰が作ったのかわからないまま消費することが当たり前のようになります。
私だって、物のルートを確認せずに、買い物をすることももちろんあります。それがすぐ必要とか、それしか選べないときなど、理由はほとんど急いでる時ですが。

でも、パーマカルチャーの考えを知ってからは、物にかかるエネルギーを意識するようにしています。その物が遠い国から来ているとすれば、運ぶための飛行機、、船、車などのガソリン代が必要です。もし、同じ物で、自分の隣町、それに自分の街から来ているとすればエネルギーの量は半分以下になります。それに、食べ物で考えると、運ぶ距離が長ければ長いほど新鮮さは失われてしまいます。

私は、自分で買うものは安全で、そして新鮮で、無駄なエネルギーをかけてない物を買いたいと思います。もし、買い物をするときにチョイスがあるとすれば、ぜひその物にかかるエネルギーの量を考えてみてください。きっとそうすることで、新鮮で安全ななものが手に入るし、そして自分の周りの経済効果へと繋がります。恒常的持続可能な環境づくり、なかなかそう言われてもどこから始めていいか混乱しちゃいますが、(私もその一人です。。)
まずは、
感謝の心、「いただきます。」を忘れずに。