3.07.2012

Edible Backyard Project


久しぶりのブログです。年が明けてすぐ引越した私たちは、3月になりやっとのんびりと過ごす時間ができました。ベイエリアでは、冬なのにほとんど雨が降らず(こっちでは冬に雨がたくさん降ります。)、なんだか乾燥した日々を過ごしています。雨が待ち遠しいです。

でも天気がとても良いので、さっそく新しい家のプロジェクトを進めています。
前の家でも野菜を育てていたので、今回もすぐに野菜を育てれるように、庭に The Raised Bed(レイズベッド)を作りました。レイズベッドは、木の板で枠を作り、土を入れ、野菜を育てる位置を地面よりも高く作ります。畑の多い日本ではなかなか見ませんが、都会など限られたスペースではレイズベッドを利用することで簡単に野菜が育てれるのです。
もともとそこにある土が野菜を育てるのに完璧な土なら、レイズベッドをわざわざ作る必要はありません。でも、庭の土の状態が良くなかったり、私たちみたいに家を借りている(いつか元に戻さなければいけないなど)人たちや、学校の空いているスペースで畑を作るなどにはとても向いている方法です。
とにかく簡単なんです。木の枠に新しい栄養のある土を入れるので、すぐに野菜が育てられ、また水はけも良くなるので、野菜も育ちやすくなります。枠で区切ってあるため、管理がしやすくなります。また、レイズベッドの中にある土は温まりやすいので野菜が育つ期間が長くなるらしいとも聞きました。
写真は、木の枠を組み立てているところです。私たちはカリフォルニアのRedwood(セコイア)を使用しました。他にはCedarやCypressなどが強くて長持ちするのでおすすめです。



 組み立て終わったところです。

土を入れます。近所にあるAmerican Soil &Stone で、ローカルの材料を集めて、そこでブレンドされた2種類の土を混ぜました。いろんなブレンドがあります。



次の写真はClod Breakerと呼ばれる、木のくず、鶏の糞、もみ殻、グレープコンポスト、溶岩が混ぜられたものです。もうひとつは、Local Hero Vege Blend(名前が気に入りました♪)と呼ばれるSandy Loam、オーガニックコンポスト、モミの樹皮、鶏の糞、グレープコンポスト、もみ殻、ココア豆の殻が混ぜられています。

下から生えてくる雑草を防ぐため、土を入れる前にダンボールを敷きました。


できあがりです。あとは種を蒔く時期を待つのみです。何を育てるかを考えるのが一番楽しいんです。みなさんも庭やベランダに空いてるスペースが少しでもあれば、ぜひやってみて下さいね。