3.06.2014

みんなでつくるコミュニティーガーデン

隣町バークレーで偶然見つけた小さなコミュニティーガーデン。
宝ものがたくさん散りばめられたようなこのガーデンには遊び心がいっぱい。


住宅街にあるこのガーデンは、住民たちによってつくられ、長年愛され続けている。
みんなでデザインし、みんなで庭造りし、そして植物を一緒に育てる。
コミュニティーのためのガーデン。


このガーデンにあるもの全てが愛おしく、心地よい。
きっと、住民みんなでひとつひとつ手作りしたから。
誰のものでもなく、みんなのものだから。


ベイエリアにはコミュニティーガーデンがたくさんある。
野菜を育てるガーデンがほとんどだが、ここはハーブやカリフォルニアの在来種などが主に育てられていた。ミツバチが喜ぶガーデン。


ニワトリやアヒルものびのびと暮らしている。


石が並ぶパターンがとても美しい。


お茶でもしましょと誘いたくなるような空間。


どこからともなく家具が集まり、ギャザリングスペースができる。


こんな美しい階段をわたしもつくってみたい。


廃材を利用して建てられたニワトリ小屋も美しく


石と植物の融合、ステップするのが楽しくなる。


この雄鶏の鳴き声は美しく、住民たちへ届く。


みんなでつくるコミュニティーガーデン。
一人ではなく、みんなの遊び心、ステキなアートがこのガーデンには溢れている。


これから、わたしの関わっているアルバニーのガーデンではスペースが拡大され、新たなデザインプロジェクトが始まろうとしている。そんな時期に、このガーデンに出会えてほんとうによかった。みんなでつくりあげる楽しさ、心地よさ、美しいアート、インスピレーションをありがとう!
これからもっと楽しくなる。


3.01.2014

発電ガール日記⑦ 電気の単位 その壱

こんにちは。
我が家の自家発電プロジェクトはエンジニアの夫のおかげで順調に進んでいます。おかげでわたしの頭はフル回転。理解しようと一生懸命になってます。

やっと直流と交流の違いがわかった(?)し、次は発電の仕組みをもっと知りたいという気持ちでいっぱい。

でも、発電の仕組みを知る前に知らなければいけないこと、たくさんあります。

そこで、今日は電気の単位について書いてみようと思います。

むかーしむかし、学校で習ったであろうボルト(V)やワット(W) などという単位。
記憶の片隅に残っているようないないような。
普段使わないことってすぐに忘れてしまうわたし。
自家発電プロジェクトを通して少しずつ思い出すぞ。
みなさんもよければご一緒にどうぞ。

まずは、

ボルト(V)とは
電気を流す力、つまり電圧のこと。
日本の家庭のコンセントは100Vの交流。アメリカのコンセントは120V。
国によって電圧が違うから、旅行の時に変圧器の準備をするんですね。なるほどー。

アンペア(A)とは
電気の流れる量、つまり電流のこと。
家にあるブレーカーに20Aなどという数字が書かれていると思います。それは、その値を超えると電気を切る、ということです。電気を使いすぎてブレーカーが落ちる、ということは何度か経験したことがありますが、こういうことだったんだ、と改めて納得しました。

ワット(W)とは
電気が仕事をする力、つまり電力のこと。
たとえば、キッチンにあるトースターを見てみると、1,300W。これは1,300W分のエネルギーを消費するという意味。

おもしろくなって、いろんな家電製品をチェックし始める。
怪しげなわたしの行動を今まで知らんかったん?という目で見守る夫ショーン。
スムージー作るハンドブレンダーは200W。キッチンエイドミキサーは450W。パソコンは最高50W。などなど、やりだすと止まりません。

でも、こうやってみると、トースターが飛び抜けて電気を使っている。家は電子レンジを置いていないけれど、きっと電子レンジはもっと上なのかな。トースターあまり使わないけど、これから使うの気が引けそう。

こんなやりとりを終え、何気なく髪の毛を乾かそうと思い、ふとドライヤーをチェックしてみると、な、、、、んと1875W!!!
想像を超えた電気の量!こんなに小さいドライヤーが1875W!
電磁波が怖くてドライヤーを使う時間を短くしようといままでずっと試みていましたが、こんなに電気を使ってまでドライヤーを使うべきか…自然乾燥するべきなのか...
みんなはいったいどうしてますか?
やっぱり丸坊主がベストな髪型かもしれません。ドライヤー問題は続く...

節電節電、と唱えてきたけれど、どの家電が電気を食うのかわかっていなかった。こういう発見があり、改めて電気の大切さに気づくことができる。
全く電気を使わない生活も選択肢としてはあるけれど、なにをするにも「楽しさ」を生活に取り入れてわたしは生きたい。電気を使うことを否定して全部やめるより、まずは自分がほんとうに必要なものを見極めたい。そこで減らせるものは思い切って減らす。そうやって今持っている家電とひとつひとつ向き合っていこうと思います。

みなさんも家にある家電製品をチェックしてみてくださいな。
きっとおもしろい発見がありますよ。