日本に一ヶ月間里帰りしていたわたしの梅干し作りは、すっかり放置されていました。土用干しのタイミングが、すっかり遅れています。
バークレー周辺で梅がなる季節は、日本より少し早い5月半ばころ。
日系スーパーマーケットでは、ちょうど母の日を過ぎたころに、日本の梅が出回るそうです。
ベイエリアでは、日本に比べて四季を感じることが少ないから寂しいなぁ、なんて思っていたけれど、わたしが住むこの街で季節を感じることができる梅干し作り。
梅干ゲリラ隊募集を呼びかけてから、もう2ヶ月。
http://herbivore1984.blogspot.com/2014/05/blog-post_15.html
その後の梅干ゲリラ隊はというと。。。
ゲリラで梅を収穫しに行くぞ!と意気込んでいたのですが、
有難いことに、バークレーに住む友人のご近所さんからたっぷり日本の梅をいただきました。
持つべきものは、パーマカルチャー仲間ですね♪
梅干作りたいわー、とみんなに言いふらしていたら、さっそくお声がかかりました。やったね。
サウスバークレーに住む彼女の家には、立派な日本の梅があり、今年は梅干を作らないから好きなだけあげるよ、とバケツ一杯も頂きました。お礼に手作り味噌をプレゼントし、とっても喜んでいただきました。
梅干し作り仲間が集まり、みんなで梅を漬けたのが、5月の終わり頃。
梅干し作りと共に、バークレーのワイルドプラムで梅酒も漬けました。
この小さなかわいい梅は、ガーデニングのクライアントの庭から頂いたもの。実がなりすぎて、今にも折れそうな枝を剪定した後に、収穫した梅です。そのまま食べるのには若すぎるということで梅酒にできるかもしれない、と今回初めて挑戦しました。
小粒すぎて、穴をあけるのが大変やったみたいです。みんな、ありがとう!
氷砂糖の代わりにお砂糖を、そして焼酎の変わりにウォッカを使いました。おいしくできることを願います。
今週、日本から帰ってきたわたしは早速、梅干し&梅酒をチェック。
ワイルドプラムの梅酒は、かわいいピンク色に。
そして、肝心な梅干しはというと。。。
びっくりするほどのカビ!!!
菌好きのわたしも、さすがにこれには驚きました。放ったらかしにしていて、ごめんなさい。
消毒が足りなかったのか、管理が悪かったのかはわかりませんが、たぶん漬ける期間が長すぎたのかなぁと思います。とりあえずカビを取り除き、キレイに洗い、強いお酒で消毒し、太陽の力を頂き、干すことにしました。やわらかすぎて潰れてしまった実もあるので、それはカラカラに乾燥させ、干し梅で頂こうと思います。
でも、恐る恐る味見をしてみると、おいしい!んです。赤紫蘇漬けするタイミングを逃してしまいましたが、きっとおいしい干し梅になること間違いなしです。
初めての梅干し作り、学ぶことが多い。そして奥深いです。
菌も含めて、生き物の偉大さを感じましたよ。
P.S
ゲリラ梅干し隊の前に、自分で漬けた瓶付け梅干し作りは順調です。