8.24.2010

魔法の手

最近、人の手についてよく考えます。
というのも私の大好きな友だちがマッサージ師なのです。
正直、私はアメリカに来るまで、マッサージを人からちゃんと受けたことがありませんでした。
マッサージの思い出と言えば自分の両親の肩もみをするくらい。
でも、実は私の頑張りすぎる性格から、肩こりに悩むことが多いのです。
そんなとき、友達のまゆみちゃんに出会い、その人の持つ手の素晴らしさに気付きました。
まゆみちゃんは私の背中に少し触るだけで私の身体の持つ凝りがすべてわかるのです。
その人の手のぬくもりが身体に伝わって私は癒されました。
人間の手の持つエネルギーの素晴らしさ、それに気づかせてくれたまゆみちゃん、ほんとうにありがとう。

そういえば、私が昔、病院で働いてた頃、患者さんに対するタッチングの効果について誰か研究してる人がいたな。あの時は自分のことにいっぱいいっぱいで人を癒すことなんて考えれなかった。
もし、私にもっと余裕があれば自分の持つ手の力で誰かを癒せたのにな。

そんな後悔もありますが、今自分の手で私も誰かを癒せるかもしれない、ということに気づけて私は幸せです。両親から授かったこの自分の身体、大切にしたいな。
まゆみちゃんが教えてくれた言葉、
「自分の身体と会話する」これをいつも頭に入れています。
特に学校が始り、ガーデンでの力仕事したり、頑張りすぎると自分の身体のことなんてすっかり忘れてしまって、気づいたころには肩がガチガチになってしまいます。
その肩の凝りも自分の身体から出たサインだけれど、もっと自分の身体の使い方、癒し方を知ってそんな疲れのサインに早く気づけたらいいなと思います。ストレッチやヨガなどを通して、自分の身体とコミュニケーションをとる。それってすごく素敵なことで、もっと私の人生を楽しいものにしてくれる魔法だと感じました。

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