4.05.2013

薬草日記⑥ 初めてのティンクチャー作り

先月、風邪をひいてから、ますますハーブに興味を持ち出した私です。
そして、念願のハーブティンクチャー作りに挑戦しました。
ティンクチャー(日本語ではチンキ)とはいったい何かと言うと、
ハーブをアルコールに浸すことによって、そのハーブの有効成分を引き出したものです。

ハーブの取り入れ方は何通りもあります。
主には、
Herbal Tea
Infusion(煎じ出し)
Syrup(ハチミツや植物グリセリンなどを使ったシロップ)
Oil or Vinegar
Salve(軟膏薬)
Tincture(チンキ)
Pills(錠剤)
などがあります。

ティンクチャーはその中でも人気のあるひとつです。
下の写真は私が以前買った市販のティンクチャーです。

取り入れ方はとっても簡単。この小瓶の蓋に小さなスポイトがついていて、それを使ってコップ一杯のお水に自分が取り入れたいだけのティンクチャーを何滴か落とすだけです。
お水とこの小瓶さえあればどこでもハーブを飲めるので、旅行のときや時間のないとき、もちろんめんどくさいなーって思うときなどに最適です。

そして、このティンクチャーを作るのもとっても簡単なのです!
材料は、
自分が使いたいドライハーブ
アルコール(40度以上の無臭蒸留酒)だけです。
そしてガラスの容器(あまり大きすぎないように)と混ぜるためのお箸があればOKです。

瓶にドライハーブを半分まで詰めます。
 

 そしてアルコールを少しずつ加えます。お箸で混ぜ混ぜします。

 なるべく空気に触れないようにするため、アルコールはできるだけ瓶の上淵ぎりぎりまで加えます。そして、蓋をしめて完了です!
私は、Red clover(赤クローバー),Nettle(西洋イラクサ),Valerian Root (西洋カノコソウ)を使用。

作るのがとっても簡単でびっくりしました。
この後はじめの一週間は一日一回瓶を振ります。
そしてその後待つこと5週間、いよいよ仕上げのときがやってきます。
液だけを取り出すために、ガーゼやチーズクロスを使ってハーブを搾ります。そして、小瓶に詰め替えて、ティンクチャーの出来上がりです!
出来上がりはまだまだ先ですが、すごく楽しみです。
忘れないようにしなくては。。。また出来上がった初ティンクチャーをブログにUPします。

補足
ティンクチャーを飲むときのアルコール量はほとんど低いですが、もし、どうしてもアルコールを取れない人(特に子供など)は、アルコールの代わりに植物グリセリンやビネガーを使用して同じようにティンクチャーが作れるそうですよ。アルコールに比べて少し効果が弱まりますが、アルコールなしだと子供にも使えていいですね。




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