こんにちは。
先月参加したUrban Farm Tourの報告、エルサリート編です。
私が住むアルバニー市の隣町、エルサリート市にあるアーバンファームをご紹介します。
El Cerrito(エルサリート)はスペイン語で「小さな丘」という意味らしいです。
車を運転しない私にとっては小さい丘というよりも大きな丘のように感じましたが、私が訪れたファームは丘の上にありました。家から歩いて45分、とっても良いハイキングとなりました。
ファームの入り口で、子供たちが手作りレモネードでみんなをお出迎え。ここでとれたレモンを使って、とってもおいしいレモネードを作っていました。ミントやベリーも入れてさらにおいしかった♪
写真だけでは、わかりにくいのですが、ここのバックヤードは急斜面になっています。
写真右側の子供たちがいるところは家のあるところ。そこから左にかけて急斜面が上まで続いています。そこの斜面を利用してファームがつくられています。
いろんなハーブ、野菜、果物が盛りだくさん。どこを見渡しても食べれる植物かいっぱいです。
このフレームに葡萄の蔓を這わせてナチュラルキャノピーを製作中です。
池を作ることで、もっともっとこのファームに住む生き物が多様化します。
とってもおいしそうなブラックベリー。放っておいたらすぐに野生化するブラックベリーですが、こうやって道を真ん中につくると、収穫しやすいですね。子供たちもきっと大喜びです♪
庭のてっぺんからファームを見下ろしています。家の向こう側にはとってもキレイな海がみえます♪
手作りのコンポストパイル。剪定された枝が使われ、見た目もとってもおしゃれ♪
初めて参加したアーバンファームツアー。都会に住みながらも、自分の庭を利用して見事なファームを築きあげた彼女たちをとても尊敬します。(今回訪れた2つのファームのオーナーははどちらも女性でした。)庭の大きさは違えども、同じ近所に住む私にもできるかもしれない可能性が見えてきました。
ファームで学んだ知恵も素晴らしかったですが、私が今回最も感心したことは、彼女たちが自分のファームをとてもたくさんの人に公開しようとしたことです。このツアーにはたくさんの人が参加し(100人以上)、ファームといっても自分の家を公開するということです。全く知らない多くの人が、自分の家を訪れてくることは、アメリカではほとんどありません。ほんとうに人と人との信頼がなければありえないことなのです。エコな生活を自分のエゴだけでしている、という言葉をよく聞きますが、彼女たちはそうではありませんでした。自分たちの生活、知恵、パッションを多くの人とシェアしたい、という気持ちで溢れていました。私もいつか自分の庭がファームと呼べれるころになったころ、このツアーで公開したいと思います。それまでも、自分の持っている知恵を多くの人とシェアしていきたいと思っています。これぞパーマカルチャーの考え方。改めて実感できました♪
Earth Care, People Care, and Fair Share!
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