こんにちは。
もうすぐ5月、アルバニーは晴天が続いています。お天道様に体も心も喜ぶ毎日です。
地球暦によると5月5日は立夏だそう。
夏がきます、わくわくしちゃいますね。
でも、わたしが住むベイエリアでは、あまり季節の境目がありません。
一年中似たような気候が続きます。過ごしやすい気候ではあるのですが、日本にいたころのように四季を感じる喜びがほしいなぁ、というのが悩みです。
でも、そんな四季の感じにくいこの場所でも、思いっきり春を楽しむチャンスが到来しました!
それは、春の野草を摘みにいけること。
雨は冬にしか降らないので、その雨が上がったあとには野草がひょっこり現れます。
今年は大干ばつもあり、冬にはほとんど雨が降らず、春になって恵みの雨がやってきました。
普段は乾燥している土もいい具合に湿り、大地からの喜びの声が聞こえます。
先週収穫したのは、カレンデュラのお花、そしてマグワートと呼ばれる野草。
このお花は、この時期に限らず収穫できるのですが、今が一番咲き時です。
そして、このマグワート(オウシュウヨモギ)はまさに今が収穫時です。
この2種類の野草がどう変身するかは、次回レシピも加えて報告します。
今日は、お友達が野草摘みのために招待してくれたコミュニティーガーデンをご紹介。
お花がたくさん咲いてるから好きなだけ採ってっていいよーと。
ここは、隣町バークレーにあるAshby Community garden。
ここは、10年ほど前に住民たちが集まり、作り上げたみんなのためのガーデン。
住宅街のど真ん中にあるこの土地は、長い間空き地でした。土地の持ち主は、失踪してしまい、誰も探すことはできません。だからここだけ空き地のまま。バークレー市はどうすることもできず、ただただゴミ捨て場になってしまうこの空き地をなんとかしようと、住民が立ち上がりました。
まさに、ゲリラガーデン!
もちろん許可もなく、みんなでガーデン作っちゃえ!という思いがこんなカタチで美しいコミュニティーガーデンとなりました。
たくさんの種類の野菜、ハーブ、お花、果物の木でいっぱい♪
この黄色いお花はカレンデュラ。たくさんお花を摘ませてもらいました。
ガーデンの奥には、ニワトリさんたちもいましたよ。
みんなで一緒に飼っているそうです。
卵もみんなで分け合います。
ゲリラしてガーデンを作る。
放ったらかしの空き地が、こんなに美しいパーマカルチャーガーデンへと変身。
日本にいたときの私だったら、許可ないのにこんなことしていいの?ときっとためらっちゃいますが、今のわたしはゲリラガーデンのようなわくわくするプロジェクトに大賛成♪
植物も生き物も多様化して、きっとこの近くの住民たちに新たな風が吹きはじめたように感じます。
もともとは、土地は誰のものでもないし、誰も所有することなんてできないと思う。
地球はみんなのもの。
せっかく土地があるんだったら、食べれる森に変えちゃおう!
近くに空き地があれば教えて下さい♪
みんなで一緒にわくわくするようなゲリラガーデンプロジェクトやりましょう。
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